作台方法以前 何度も?作台方法を紹介いたしましたが、時間も経ったので、先日 作台いたしました折り撮影しましたので、紹介したいと思います。石はベテラン石友さんより原石を頂き、形成・研磨・した「富山県 臼中紋石(梅花石)」で球顆流紋岩で、完成時 約3.3キロkgの重さです。 作台の使用材は購入時の話では20年以上乾燥させてあるという東南アジア産の花梨で厚さは30ミリ弱あります。 花梨は自分の好きな材である為、よく使うのですが、今回の花梨は硬かった 作業中 焦げて煙がでる事も、何度かありました(^^;;) 電動糸ノコでくり抜く場面では時間が掛かる掛かる、焦げて煙が出るし 無理すると直ぐに刃が折れちゃうし、まあ この厚さの花梨を糸ノコを使う人も殆んどいないでしょうが(^-^;)ゞ 紹介する画像が多いので、3回に別けて紹介すると思いますので、よろしくお願いします<(_ _*)> 「石の底の部分に合わせて鉛筆で罫書き線を書く」 「ドリルで罫書き線に沿って底の深さを合わせて穴あけ」 「フォースナビットにて底の部分を均一に削る」 「名前忘れたけど(イガイガくん?)にて石の底に合わせて削る」 ここが一番時間が掛かり、技術が必要で、面白いといえば面白い工程です。 「石と合わせた場面 ピッタリと合ったので、満足満足(^v^)」 「台座の外周を鉛筆にて罫書き電動糸ノコにてくり抜く 材が硬いので大変(^^;;)」 弘前錦石会 秋の菊ともみじ祭り協賛51年めの石の展示会を執り行いますので、素晴しい錦石を鑑賞されては如何でしょうか? 場所 弘前城 植物公園内。 日時 10月22日(月)~25日(木)まで。 時間 9時半頃~4時半頃まで。 今年は月曜から木曜日までで休日ではありませんが、一人でも多くの方に、錦石ワールドを堪能して頂きたいと思います(^v^) 前回に引き続き 作台方法を紹介いたします。 今回の工程としては、前回で底合わせ作業は終ったので、超硬カップホィールでの形成に始まり♯400ペーパーによる形成最終工程までを紹介したいと思います。 ※各ディスクグラインダーは使いまわしはせず専用機として使用してます。 台座はサイドの部分をテーパーにして製作する為、削る部分と足の部分をデザインして鉛筆にて描く。 超硬カップホィールを可変ディスクグラインダーに装着して低速にてサイドのテーパー部分を削る。 台座の足の部分をデザインして鉛筆にて書き入れ、機材は同じく、超硬カップホィール使用 可変ディスクグラインダーにて形成する。 形成用ディスクペーパーを装着した可変ディスクグラインダーにて作業面の凹凸をなくし、形を整える。 コーナードリルにペーパー用アタッチメントを装着し♯120ペーパーにて形を整える。 鉛筆にて台座の上部のアクセントである段差を作る為の線を入れる。 段差専用ディスクペーパー装着ディスクグラインダーにて罫書き線に沿って超慎重に削り、♯120ペーパー装着 コーナードリルにて中仕上げをし♯400ペーパーに替え、形成工程の最終仕上げを行ないます。 次回は台座の最終仕上げ工程です、お楽しみに・・・<(_ _*)> 本日で作台方法の最終の紹介になります。 最終工程は、浸透性樹脂「木固めエース」を刷毛にて塗布し台座自体を強化&コーティングし、その後 超極細スチールウール「♯1000相当」にて台座の表面のテカリを取るため擦り艶消し状態にします。 そして最後の作業 蝋(ロウ)の浸み込んだ布で台座の表面を磨きを掛ける、これにて最終完成となります(^v^) 浸透性樹脂「木固めエース」 木固めエースを刷毛にて数度塗布して風通しのよい所で、一日乾かす。 超極細スチールウール&最終仕上げ用布 スチールウールにて表面を擦り艶消し状態にする。 蝋(ロウ)の浸み込んだ布にて磨きを掛け、完成となります。 石と合わせて最終完成となりました(^_-)v 本日は 土岐紋石の作台 part2 ということで、前回に引き続き紹介したいと思います。 文章で説明するよりも画像での説明のほうが判りやすいでしょうから、そうように紹介いたします。 (1)木工用超硬カップホィール装着 可変ディスクグラインダー (2)木工用ディスクサンダー装着 可変ディスクグラインダー (3)木工用ディスクサンダー「縁取り専用」装着 可変ディスクグラインダー (4)木工用サンドペーパー装着 コーナードリル 電動糸ノコで切断する為の罫書き線を入れる。 電動糸ノコでの切断場面 切断後 削る底の部分の罫書き線を入れる。 (1)のディスクグラインダーでテーパーをつけながら外周を削る。 足と底の部分を削り出す為の罫書き線を入れる。 (1)のディスクグラインダーにて足と底の部分を削りだした。 (2)にて全体を整えて さらに(4)♯180のサンドペーパー装着 コーナードリルにて整える。 縁取り部分の罫書き線を入れる。 (3)縁取り専用ディスクサンダー装着 ディスクグラインダーにて縁取りを削りだす。 (4)♯400のサンドペーパー装着 コーナードリルにて全体を綺麗に整える。 削り出し作業完了 削り出し作業完了 次回は台座のコーティング作業&艶消し作業&最終完成の披露したいと思います(*^-^) 本日は前回の削り出し工程の後工程の浸透性樹脂の塗布&艶消しの工程をへて最終完成形を紹介いたします。 いつも使用してるのですが、浸透性樹脂「木固めエース」は通常のニスとは ちょい違って表面だけでなく木の中まで浸透して材の強化をいたします。 でも これを塗布すると やはりニスを塗ったみたいに表面がテカテカになっちゃうんです、これでは いやらしくなっちゃうので、♯1,000のスチールウールにて表面部分を削り取り艶消し状態にいたします。 「今回もですが、勿論 着色しておりませんので、樹脂部分が削り取られ木本体まで削れても問題なしですが、着色してる場合は、優しく表面だけ擦らなければいけません、着色が取れてしまうので・・・) ★ 藤岡愛石会 第18回 愛石展のご案内 ★ 色鮮やかな「キリシマツツジ」が咲き乱れる「つどいの丘」にて、愛石展を開催いたします、自分も5石 展示させていただく予定です、とても ゆるい会ですので、色々なタイプの石を展示いたしますので、花の撮影がてら来ていただければ、嬉しいです。 この会場ではランチがリーズナブルなお値段ですので、これはお勧めですヨ!!「地下一階です」 日時: 平成26年 5月3日(土)9:00~17:00 5月4日(日)9:00~16:00 場所: 豊田市西中山町清水口133(国道419号線沿い) 全トヨタ労連 「つどいの丘」一階にて・・・ TEL: 0565-76-1221 今現在 珪化木「自然石 木の化石」即ち底の部分が切ってないので、現物合わせでノミとハンマーで少しずつ彫るまた彫るの繰り返しでした。(底面は平面には程遠く かなりの傾きでしたので、そりゃ大変でした(;_;)) もう一つは根尾菊花石 正面の部分だけ花だしして「正面以外は自然のまま」研磨作業は終了してます、通常は底の部分を平らに切って作台するのですが、底切りすると花の部分も切らなければならない事と、石が小さくなるという事で、今回は これも現物合わせでノミとハンマーで彫り彫りです。(こちらも二ヶ所 突き出ているので結構難しかった(^^;;)) これで石と木の部分は合わさったので、後は電動糸ノコにて切り抜き 形成作業と浸透樹脂作業が待っています(*^-^) 異常な高温も ほんの少し落ち着き、以前から懸案であった鑑賞石の台座製作「作台]のYouTubeへのアップにての動画紹介したいと思います。 ブログで何度も作台作業を紹介しましたが、今一つピンとこなかった人も多かったんじゃないでしょうか? 今回の動画を見ていただければ、少しは内容が分かりやすくなったかも。 全行程では長時間な動画になってしまうので、part1~part4に分けて紹介いたしますので、よろしくです。 自分は作台作業にて電動化を進めて作業時間の短縮を目指してますが、殆んどを手作業にて長時間かけて作台されてる方々を否定するものではありません、色々な考え方があるでしょうし十人十色という事です。 今回の動画紹介により ほんの少しで作台をされる方の役に立てれば うれしいです((´∀`)) 「鑑賞石の台座製作 pert1] 津軽錦石「津軽岩崎花紋石」とウォルナット使用 専用台座 本日は前回の「鑑賞石の作台方法 part1 」に引き続き part2をYouTubeにアップいたしましたので、よろしかったら ご覧下さいませ<(_ _)> part2 の内容は台座の形成作業になります、part2も殆んどが電動化による作業ですが、自然石の作台時の底合わせなどは彫刻刀やノミなどを使用し、その他は殆んど今回の作業工程と同じ感じです。 また 自分は短時間で作台できるように電動化を進めていますが、手作業で時間をかけて丁寧に作台されてる方法を否定するものではありません、そこを理解していただき ご覧いただけると有り難いです。 「鑑賞石の台座製作 part2」 本日は「鑑賞石の台座製作 part3 」をYouTubeへ先ほどアップいたしましたので、よろしかったら ご覧くださいませm(__)m 鑑賞石の台座製作の動画にての紹介も今回の part4 を動画サイト youtube にアップいたしまして終了となります、途中見にくい部分もあったと思いますが、お許しくださいませ<(_ _)> 今回アップいたしましたのは、コーティング作業&最終仕上げと 津軽岩崎花紋石を今回完成させた専用台座に収めた動画となっております。 長時間では御座いましたが、ご覧頂き ほんの少しでも参考にでもなれば、嬉しい限りです。 「鑑賞石の台座製作 part4」 これまで紹介した動画・・・ 「鑑賞石の台座製作 part1 」 「鑑賞石の台座製作 part2 」 「鑑賞石の台座製作 part3 」 |